ブリティッシュ・エアウェイズ、イラク上空は安全であると表明 上空での飛行を継続

090929NM_Fisher1-0043

ブリティッシュ・エアウェイズは、イラク上空での飛行は安全であり、今後も飛行を続けるとしている。アイルランドのニュースサイト「RTÉ News」が伝えている。

ファイナンシャル・タイムズの取材に対し、ブリティッシュ・エアウェイズのウィリー・ウォルシュCEOは、イラク上空は安全であり、今後もその安全性が損なわれない限り飛行を継続する意向であると明らかにした。

また、イラク上空での飛行を停止している他の航空会社に関しては「混乱を招く」としながらも、危機管理に関しては各航空会社で判断すれば良いとの考えを示した。

該当する空域では紛争が多発しており、「イスラム国」を名乗る過激組織がシリアとイラクを中心に活動をしており、エミレーツ航空やヴァージン・アトランティック航空などは飛行を停止している。

■関連記事
ヴァージン・アトランティック航空、イラク上空での飛行を停止 安全性を考慮
エミレーツ航空、イラク上空を今後飛行しないことを明らかに 危険性を鑑みて
エールフランス・KLM、ウクライナ上空迂回でコスト増 運賃を上げざるを得ないとも
マレーシア航空、MH17便事故後に危険地域を飛行との報道に反論 「ICAOが承認したルートを飛行した」

詳細はこちら