ユーグレナ、国産SAF「サステオ」を使用した初の国際線フライトを実施 成田空港の給油システムを通じて供給

ユーグレナは、国産SAF「サステオ」を使用した初の国際線フライトを、9月29日に実施した。

双日のグループ会社である、フェニックスグループのPhenix Jet Caymanが運航するビジネスジェットに、成田国際空港が設置する給油ハイドラントシステムを通じて供給した。

「サステオ」は、使用済みの食用油と微細藻類ユーグレナから抽出されたユーグレナ油脂などを使用し、従来の石油系ジェット燃料と混合した環境負荷の低い燃料。燃料の燃焼段階では二酸化炭素をを排出するものの、使用済みの食用油の原材料である植物や微細藻類ユーグレナは、成長過程で光合成によって二酸化炭素を吸収するため、カーボンニュートラルになるという。