バニラエア、5年10か月の歴史に幕 成田で最終便出迎え

バニラエアは、きょう10月26日をもって運航を終了した。成田空港では、同空港の最終到着便を約80名の社員が出迎えた。

現地時間午後2時4分に台北・桃園空港を出発した最終便JW106便(エアバスA320型機、機体記号:JA02VA)は、午後6時過ぎに成田空港B滑走路に着陸。井上慎一代表取締役社長をはじめとする社員が手を振って到着を待つ中、スポットに姿を表した。社員らはバニラエアカラーの黄色と青のサイリウムを持って機側に花道を作り、降機してくる乗客に「ありがとうございました」と声を掛けながら出迎えた。

なお、商業運航の最終便は、台北/桃園発福岡行きのJW158便(定刻午後8時15分着)。同便の到着をもって、バニラエアは約5年10か月の歴史に幕を下ろした。

▲乗客の降機後、機体を背に記念撮影する社員