ANAの就航で期待高まるミラノ、観光や貨物需要の顕在化でデイリー化も見込む
ピーチ決算、純利益27.4億円 3年連続で増収増益、累積損失を一掃
ピーチは、きょう6月14日、2016年3月期決算を発表した。
営業収益は479億3,900万円(前期比107億9,700万円増)、営業利益は61億8,100万円(同33億1,600万円増)、当期純利益は27億4,400万円(同16億7,600億円増)となった。営業利益率は12.9%、平均搭乗率は有償ベースで86.7%、有償旅客数は約455万人だった。3年連続で増収増益を達成。累積損失を一掃した。
付帯収入は84億円で、全収入の18%と若干上昇しているといい、会見した財務・法務統括本部長の岡村淳也氏は、「これをさらに20%、25%にあげていきたい。成功したLCCは20%強、我々であればできる」と述べた。
2014年より2015年度は座席キロベースで26%提供数が増加。国際線に占める外国人の割合は、前年度の60%台から70%台に上昇した。今年4月から6月までは、訪日外国人の減少などの影響は出ていないという。平均搭乗率は毎年上昇しており、燃油価格の下落だけではなく、年々下落しているその他の費用も利益の押し上げに影響した。