JAL、マイルとPontaポイントの直接交換サービス導入へ

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JAL、マイルとPontaポイントの直接交換サービス導入 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年7月

 日本航空(JAL)はこのほど、共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティマーケティングと会員サービスのさらなる向上のため、業務および資本提携をしました。これにより、JALのマイルとPontaポイントの相互交換サービスが来春よりスタートします。

 導入予定のJALマイルからポンタポイントへの交換数は、3,000マイル以上10,000マイル未満の場合が1マイルにつき0.5ポンタポイント、1万マイル以上の場合が1マイルにつき1ポンタポイントに交換できます。最低交換マイルは3,000マイル、交換は1,000マイル単位。

 ポンタポイントからJALマイルへの交換数は2ポンタポイントにつき1マイルで交換可能。最低交換ポイントは2ポイント、交換は2ポイント単位。

 今回の資本提携で、JALはロイヤリティマーケティングの第三者割当増資によって15%の資本参加をしました。この増資により、株主構成および所有割合は三菱商事が47.37%、ローソンが20.00%、リクルートホールディングスが15.00%、JALが15.00%、ゲオホールディングスが2.63%となっています。

 10月現在、ポンタは国内約6,635万人の会員数。提携社数は11月1日時点で81社107ブランド。JALマイレージバンク(JMB)の会員数は国内最大の約2,840万人。このうち、JALカード会員は1割強を占めています。

 JALとロイヤリティマーケティングは2010年3月より「JMBローソンPonta VISAカード」を通じてポイント交換サービスを提供しています。