エア・カナダと中国国際航空、共同事業開始に合意 ネットワークやサービス強化へ

エア・カナダ

エア・カナダと中国国際航空は、増加している両国の輸送強化とさらなるサービス向上のため、ジョイントベンチャー設立に合意したと発表した。これは、現在北京で行われているAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で、カナダのスティーヴン・ハーパー首相が中国訪問中に明らかにした。

両社は、ジョイントベンチャーを通して旅行者により多くの選択肢を提供できるようになるほか、運賃の低価格化、両社のマイレージサービスの強化、より高品質なサービスの提供が可能になるとしている。

両社はスターアライアンス加盟の航空会社で、現在既にエア・カナダのバンクーバーからエドモントン・カルガリー・ウィニペグ・トロント・オタワ・モントリオールを結ぶ便、中国国際航空の北京から広州・重慶・成都・瀋陽・武漢・西安便でそれぞれコードシェア便を運航している。両社は今後このようなコードシェア便を拡張していくほか、両国を結ぶ長距離路線でもネットワークを強化していく方針としている。

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