スカイマーク、2機の737-800を返却 成田撤退で

スカイマーク

成田線中心に不採算路線からの撤退実施で、2機の737-800返却を決めたスカイマーク © Toshio Tajiri/Flight Liner=13年3月

 スカイマーク(SKY)は平成27年3月期通期の個別業績予想数値を修正し、単独最終損益が前期約18億円の赤字を上回る136億7600万円となる見通しを発表しました。前回発表の予想は3億5400万円の黒字としていたもの、他社との競争激化や急激な円安進行等の要因で業績が悪化しており、早期の経営改善を急ぎます。

 一方、エアバスA380の契約解除による多額の解約違約金額については、スカイマークはその金額に合理性がないと考えており、支払済の前払金(貸借対照表に建設仮勘定として約253億円を計上)も含めて引き続き金額交渉を行っているとしています。

 コスト面では路線再編等で一層の削減を進めています。路線再編については、LCC(格安航空会社)との競合が激しい成田空港発着路線からすでに撤退。ほかの不採算路線の撤退も実施し、これにより発生する余剰機材ボーイング737-800型機2機の返却を決定しました。

 スカイマークによると、返却を決めている機体は登録番号「JA737M」と「JA73NB」の737-800。「JA737M」は以前からの計画通り退役します。「JA73NB」は既にリースバックするための整備が行われており、今後リース会社へ早期返却されます。

 これにより、スカイマークの運航機材は737-800が28機、エアバスA330-300は12月に受領予定の機体番号「JA330F」を含めると計5機となります。

(11月01日14:25更新:返却機材の詳細を修正)