ANA、燃油サーチャージを大幅引き上げ 欧米往復112,000円、5月発券分から

ANA

全日本空輸(ANA)は、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を5月以降発券分に大幅に引き上げる。

燃油サーチャージは、シンガポールケロシンの市場価格の2か月間の平均を、為替レートの2か月間の平均で円換算した際の金額に応じて徴収すると定めている。

また、5月1日以降の航空券発券分から、運賃額の算定基準と適用期間を変更する。現行は適用月の4か月前と3か月前の燃油価格の2か月平均を基に、適用月の燃油サーチャージを決定している。改定後には適用月の3か月前と2か月前の燃油価格の2か月平均を基に、適用月の燃油サーチャージを決定する。

さらに、21,000円以上の基準テーブルを新設する。中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置による航空機燃料への補助の効果を踏まえ、本来は「23,000円以上24,000円未満」のテーブルが適用となるものの、特例として「22,000円以上23,000円未満」のテーブルを適用する。

いずれも日本発着の片道あたり、ハワイを除く北米・ヨーロッパ・中東・アフリカ・オセアニア・中南米線は56,000円、ハワイ・インド・インドネシア線は36,800円、タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア線は29,000円、ベトナム・フィリピン・グアム・パラオ・モンゴル線は19,700円、韓国を除く東アジア線は14,700円、韓国・ロシア(ウラジオストク)は6,700円となる。

イギリスで購入する場合はポンド、イギリスを除く欧州で購入する場合はユーロ、それ以外の国で購入する場合は米ドル建てとなる。一部の国を出発する旅程では別途設定されている。

■燃油サーチャージ額(2026年5月〜6月/日本発旅程・片道)
韓国・ロシア(ウラジオストク) 6,700円
韓国を除く東アジア 14,700円
ベトナム・フィリピン・グアム・パラオ・モンゴル 19,700円
タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア 29,000円
ハワイ・インド・インドネシア 36,800円
ハワイを除く北米・ヨーロッパ・中東・アフリカ・オセアニア・中南米 56,000円