
JAL、ボーイング737-8型機17機を追加発注
エバー航空は、新型プレミアムエコノミークラスを公開した。
ボーイング787-9型機(機体記号:B-17887)に導入するもので、今回が第4世代となる。デザインコンセプトを「アップグレードエコノミー」から「ビジネスクラスのような体験」へとグレードアップした。
「2-3-2」配列で28席を備え、シートピッチは42インチ。シートクッションが前方と上方に同時にスライドし、背もたれが倒れない仕組みで、モニターの大きさは15.6インチ。トレイテーブルには個人用デバイスのスタンドのほか、AC電源とUSB電源、読書灯、サイドプライバシーパネル付きのヘッドレスト、アームレスト、フットレスト、ボトルホルダーも設ける。
当初は台北/桃園〜ジャカルタ線に投入し、将来的には台北/桃園〜ミュンヘン・ミラノ・ウィーン・サンフランシスコ線に投入を予定している。
エバー航空は、プレミアムエコノミークラスを導入した世界初の航空会社。1992年に「エバーグリーンデラックスクラス」として導入し、当初のシートピッチは38インチ、個人用モニターを備えていた。現在は、イギリスの「ハンター」とのコラボレーションによるアメニティ、グッツィーニ製の食器による機内食を提供している。
クレイ・ソン社長は「第4世代のシートは、快適性、ファッション性、機能性を向上させながら、前世代の基本理念を維持し、サービスの革新と細部へのこだわりを表現しています」とコメントした。