エアアジア、老朽化したA320をA220-500で置き換えへ A220を最大300機導入

エアアジアは、将来的にエアバスA220-500型機の導入を視野に入れる。

未発表のエアバスA220-500型機は、現在運航しているエアバスA220型機の長胴型で、180席程度を配置できるとされている。エアアジアでは老朽化したエアバスA320型機の後継機とする方針で、同様の座席数を維持できるとした。エアバスA320ceoと比較し、燃費は20%向上する。

5月6日には、エアアジアXがエアバスA220-300型機を150機確定発注した。カタログ価格で約190億米ドル相当。将来的な需要に対応するため、発注数を300機に増加させることも可能としている。

エアアジアでは、、エアバスA220型機をグループの機材構成の中で、「戦略的に非常に適した機種」としており、既存路線の運航頻度を増やすことにより、利用者に選択肢と乗り継ぎ利便性を提供できるとした。さらに航続距離が延びることにより、これまでは就航できなかった小規模都市への乗り入れも可能となり、小規模な成長市場や中小ハブへの進出も見込めるとした。

今後、エアバスA321neoとエアバスA321LR型機、エアバスA321XLR型機を活用し、単通路機によるワンストップでの接続性を強化する。エアバスA220-500型機はASEANとアジア太平洋路線、エアバスA320型機とエアバスA321型機は中距離路線に投入する。エアバスA330型機は欧米豪路線に投入し、段階的退役させる。

キャピタルAのトニー・フェルナンデス最高経営責任者は、「燃料価格の高騰と価格変動が激しい状況下では、現状維持ではなく、効率性をさらに高めることが最善策だ。この機体は、燃料消費量と運航コストを大幅に改善し、景気循環の動向に関わらず、当社の回復力を強化する。エアアジアでは、危機を無駄にすることはなく、最も容易な時ではなく、適切なタイミングで大胆な決断を下す。この発注は、長期的な規律と野心の規模を反映したもので、エアバスA220型機は当社の次の成長段階に最適なツールであり、世界初の真の低コストネットワークキャリアを構築することを可能にする。航空会社にとどまらず、貨物、MRO、デジタルビジネスなど、キャピタルAが構築してきた幅広いエコシステムを強化し、就航先の市場で真の雇用と機会を創出する」とコメントした。