キャセイパシフィック航空、全機の運用復帰へ 最後の長期保管機、香港へ

キャセイパシフィック航空は、コロナ禍で海外に駐機していたすべての機体を運用に復帰させる。

6月6日に最後となる85機目の機体となるエアバスA330-300型機(機体記号:B-HLV)を、オーストラリアのアリススプリングスから香港へ空輸した。同機は2020年7月28日に、キャセイパシフィック航空として初となる海外へ長期駐機した機体となっていた。今後、格納庫でメンテナンスを行った後に運用に復帰する。

コロナのパンデミック時には、キャセイパシフィック航空と香港エクスプレス航空は、香港国際空港とアリススプリングス、スペインのシウダー・レアルに多くの旅客機を駐機させており、コロナの収束につれて、機体の運用を段階的に再開していた。

アリススプリングスに駐機された機体は、保存チェックや定期的な検査を実施し、16,000万回のチェックと80万時間の労働時間が費やされた。業務をサポートするため、4万点以上の部品や特殊機器も香港から輸送した。

グループでは、新造機70機以上を発注しており、さらに52機のオプションも有している。新たな中型ワイドボディ機の導入も模索しており、香港国際空港の3本目の滑走路の全面運用が年末までに開始される好機を見据え、香港の航空ハブとしての地位を強化する。

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