アラスカ航空とハワイアン航空、経営統合へ

アラスカ航空グループとハワイアン・ホールディングスは、アラスカ航空がハワイアン航空の株式を取得し、経営統合すると発表した。

取得額は1株あたり18米ドルで、現金で取引する。総額で19億米ドルになる見通しで、純債務9億米ドルも引き継ぐ。

両社をあわせ、年間利用者数5,470万人、従業員数31,200人を擁するアメリカで第5位の航空会社となり、365機を保有することになる。138都市に就航し、ワンワールドのネットワークを通じて1,200都市以上にアクセスできる。統合後にも両ブランドを維持し、2年以内に2億3,500万米ドルの相乗効果を見込む。国内、国際、貨物ネットワークを補完することにより競争力の強化と、アメリカ西海岸やハワイ諸島全体で消費者の選択肢が拡大するとしている。

すでに両社の取締役会で承認を得ており、今後は当局の承認とハワイアン・ホールディングスの株主による承認などを経て、12か月〜18か月で買収を完了する見通し。統合後にはアラスカ航空のベン・ミニクッチ最高経営責任者(CEO)のもと、経営チームはシアトルに置かれる。ホノルルではパイロットや客室乗務員、整備などの拠点を維持する。

ベン・ミニクッチCEOは、「私たちは、ハワイアン航空、ハワイのトップ雇用主としての役割、そしてハワイアン航空のブランドと従業員がアロハの温かい文化を世界中に伝えていることに対して、長年にわたり深い敬意を払っています。私たちの2つの航空会社は、サービスが提供される特別な場所と人々への配慮に基づいた、90年以上の伝統と価値観を備えた素晴らしい従業員によって支えられています。16年以上ハワイにサービスを提供できたことを誇りに思っている23,000人以上のアラスカ航空の従業員に感謝しています。当社は、ハワイのコミュニティに投資し、ハワイアン航空の旅行者が期待する強力なネイバーアイランドサービスを維持することに全力で取り組んでいきます。私たちは航空会社が一体となってこの管理を深め、顧客、従業員、地域社会、オーナーに比類のない価値を提供できることを楽しみにしています」とコメントした。

ハワイアン航空のピーター・イングラム社長兼CEOは、「1929年以来、ハワイアン航空はハワイでの生活に欠かせない存在であり、アラスカ航空と共に、お客様、従業員、そして私たちが奉仕するコミュニティに、より多くのことを提供することができるようになります。アラスカ航空は、長年ハワイに就航しており、補完的なネットワークとサービスの文化を共有している航空会社と統合します。このアラスカ航空との取引がもたらす追加の規模とリソースにより、ハワイアン航空ブランドを維持しながら、顧客経験と技術への投資を加速させることができます。また、この全額現金取引を通じて、株主の皆様に対して重要かつ即時の魅力的な価値を提供できることを喜ばしく思います。ハワイアン航空とアラスカ航空が協力して、私たちの大切な地域コミュニティにサービスを提供し続けながら、私たちの本物のホスピタリティのブランドを世界のより多くの人に届けることができます」とコメントした。