スカイマーク、東証グロース市場への上場承認 12月14日上場

スカイマーク(ボーイング737-800型機)

スカイマークは、東京証券取引所からグロース市場への新規上場が承認されたと発表した。上場日は12月14日を予定している。

スカイマークは、2015年1月28日に民事再生法の適用を申請し、同年2月27日をもって上場が廃止された。2016年3月28日の民事再生手続きの終結から約6年半を経て、再上場する。

募集株式数は13,043,400株、引受人の買取引受による売出株式数は14,746,000株、オーバーアロットメントによる売出し株式数は4,168,400株。UDSエアライン投資事業有限責任組合、インテグラル2号投資事業有限責任組合、Integral Fund Ⅱ(A)L.P.がそれぞれ売り出す。

これにより、発行済株式総数は60,329,400株に増えるとともに、株式の新規発行により145億5,800万円を調達する見通し。ボーイング737MAXの導入費用として125億5,800万円、借入金の返済に200億円を充当する。想定発行価格は1株あたり1,150円。

洞駿代表取締役社長は、「新生スカイマークとして民事再生手続き終結から6年半、ようやく東京証券取引所から新規上場の承認を得る運びとなりました。これも債権者の皆様や株主の皆様、そしてご搭乗いただいた多くのお客様のおかげであり、心から感謝申し上げます。これからも安全運航を第一に、高い運航品質とシンプルで心のこもったサービスを身近な運賃でご提供する当社独自のビジネスモデルを追求し、お客様にご満足いただける航空会社を目指してまいります。引き続き、変わらぬご愛顧とご支援を賜りますようお願い申し上げます」とのコメントを発表した。