ボーイング、シンガポールエアショーに777Xを出展 アジアで初公開

ボーイングは、シンガポールエアショーにボーイング777Xを出展する。

ボーイング777Xはアジアで初公開となり、新しい炭素繊維複合材製の主翼と静粛性に優れたGE9Xエンジンを紹介する飛行展示を実施する。ボーイング777型機とボーイング787型機の客室をベースにし、大型な窓や広々とした客席空間、高い静寂性、新しい照明などにより、快適な飛行を実現できるとしている。シンガポール航空は、ボーイング777-9型機を31機発注している。

この他に、F-15、P-8ポセイドン、T-7A先進パイロット訓練システム、ボーイング・エアパワー・チーミングシステムなどを紹介する。また、アメリカ国防総省がKC-46Aペガサス、P-8Aポセイドン、C-17グローブマスターⅢを展示する。

ボーイング・サウスイーストアジアのアレックス・フェルドマン社長は、「東南アジア地域の航空復興を支援するために、シンガポールで業界の仲間たちと集まれることを楽しみにしています。私たちは、技術、イノベーション、サステナビリティへの投資とコミットメントを強調し、航空宇宙産業の長期的な成長のための基盤を構築していきます」と述べた。