旧バニラエアのANA機、全機が離日 最後のJA03VAがソウルへ出発

全日本空輸(ANA)が運航していた、バニラエアから移管した最後のエアバスA320型機(機体記号:JA03VA)が1月14日午後、羽田空港から離日した。

AWASからANAホールディングスがリースで導入し、傘下のバニラエアが白を基調としたシンプルな塗装で運航。その後、バニラエアとピーチ・アビエーションの統合に伴い、ANAに3機が移管され、「32G」仕様として国内線で運航されていた。いずれの機体も2021年4月から6月までにかけて運航を終了し、2機は白の塗装とアレジアント航空塗装で離日している。この機体の離日で、旧バニラエアが運航していたリース機の退役が完了することになる。

JA03VA

RadarBoxによると、5月30日の八丈島発東京/羽田行きANA1892便で営業運航を終了。10月2日に沖縄/那覇へ空輸して全面白の塗装に塗り替え、11月30日に東京/羽田へ空輸していた。

空輸便はNH9432便として、羽田空港を午後2時44分に離陸。ソウル/仁川へ向かった。