JAL中間決算、1,005億円の最終赤字 通期は1,460億円の赤字見込む

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日本航空(JAL)は11月2日、2022年3月期の中間決算を発表した。純損益は1,005億7,500万円の赤字だった。

売上収益は2,906億4,700万円(前年同期比49.2%増)、税引前損失が1,544億4,600万円、包括利益合計額が1,005億7,500万円となった。売上収益の内訳は、国際旅客が298億円(同225%増)、国内旅客が899億円(同29.1%増)、貨物郵便が983億円(同117.8%増)、その他が725億円(同84%増)だった。

国際線では、通過需要や東京五輪の出場選手や大会関係者の輸送需要を取り込んだ。アジアと北米間の乗り継ぎを意識した復便やダイヤ変更を実施した。国内線では、需要の変動に合わせた供給調整やレベニューマネジメントを行った。貨物の高単価も継続し、大幅な増収を達成した。

営業費用の実質固定額は、前年同期の2,495億円から2,309億円へ、186億円削減した。運航規模や旅客数などによる変動的な要素がある費用、事業構造改革に伴う一時的、追加的な費用を除いた金額で、年間5,000億円から4,750億円水準への抑制を見込む。キャッシュバーンは第3四半期にも解消し、キャッシュインに転じる予想。

国際旅客需要は出入国規制の緩和、国内旅客需要はワクチン接種の拡大による力強い回復が後押しし、第3四半期には国内線で約65%、国際線で約10%にまで回復。第4四半期には国内線で約90%、国際線で約20%に達することを予測する。

通期の業績予想は、売上収益が7,660億円、財務・法人所得税前損失(EBIT)が1,980億円となり、純損益は1,460億円の赤字を見込んでいる。

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