マドリードで大雪、イベリア航空機22機が代替空港へ

イベリア航空は、マドリードでの大雪のため、マドリード発着の航空便利用者に空港に向かわないよう求めている。きょう1月10日は午後11時以降の長距離便を除き、全便の欠航が決まった。

1月8日〜11日に利用予定だった人には、1月11日から3月20日までの間への変更を受け付ける。イベリア航空から直接購入した場合、公式ウェブサイトで変更ができる。旅行会社などから購入した場合には、購入元に問い合わせる必要がある。

1月8日以降、合わせて2,900人が乗った、マドリード行きの22機が代替空港に着陸した。内訳はバルセロナに10機、マラがに6機、カナリア諸島に5機、バレンシアに1機。このため、通常運航に戻るには、長い時間がかかるとしている。

1月10日午後11時以降の南北アメリカ方面への長距離便は、新型コロナウイルスの検査要件の対象となっていることから、確実に運航できるように空港当局と努力しているという。

従業員の移動と除氷剤を含む物資を輸送するため、空港を結ぶ道路のアクセスが確保できるよう、当局に要請している。道路は閉鎖され、唯一の交通手段はマドリードメトロのみだという。

VIPラウンジは営業を継続しており、到着ホールでは立ち往生した乗客に毛布や軽食を提供する。

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