観光庁、7~9月期の旅行・観光消費動向調査の結果を発表 消費額・旅行者数とも前年比半減

観光庁

観光庁は11月18日、2020年7~9月期の旅行・観光消費動向調査速報結果を発表した。

日本人国内旅行消費額は、2兆9,241億円(前年同期比56.3%減)で、うち宿泊旅行消費額が2兆2,799億円(同58.0%減)、日帰り旅行消費額が6,442億円(同48.9%減)となった。

日本人国内延べ旅行者数は、8,574万人(同49.4%減)で、うち宿泊旅行が4,620万人(同51.4%減)、日帰り旅行が3,953万人(同46.8%減)となった。1人1回あたり旅行単価は34,104円/人(同13.7%減)、宿泊の有無で見ると、一人あたり宿泊旅行が49,343円(同13.7%減)、日帰り旅行が16,294円(同3.9%減)となった。

なお、緊急事態宣言が発出されていた4~6月期は、消費額が前年比83.2%減、旅行者数が77.5%減であり、旅行需要は回復傾向にあるものの、依然として低い水準にとどまっている。