ボーイング、787の生産をノースチャールストンに集約

ボーイングは、ボーイング787型機の生産を、アメリカ・サウスカロライナ州のノースチャールストンに2021年半ばにも集約すると発表した。

7月には、月産数を当初の14機から、2021年にも6機に減らす意向を示していた。市場の低迷に対応し、需要の回復と長期的な成長に向けた体制を整えるため、拠点集約で業務を効率化する。

月産6機体制となるまでは、アメリカ・ワシントン州のエバレットでの生産を継続する。エバレットでは、ボーイング787型機以外の機体の製造に注力する。

ボーイングは2007年、エバレットでのボーイング787−8型機とボーイング787-9型機の組み立てを開始。2010年にはノースチャールストン工場での組立を開始し、ボーイング787-10型機はノースチャールストンでのみ組み立てが行われている。