アメリカン航空、機内やラウンジサービスに制限 座席利用規定は緩和

アメリカン航空

アメリカン航空は、機内での食事やドリンクの提供、ラウンジのサービスを一時的に削減する。

3月27日から4月30日まで、飛行距離が2,200マイル未満のフライトでは、メインキャビンでアルコールを提供しない。機内食や販売用の軽食も用意しない。2,200マイル以上の全てのフライトでは、ファーストクラスのみ食事を提供する。今後、搭乗口でボトル入りの水と軽食を提供することを検討する。

長距離国際線では、ファーストクラスとビジネスクラスの食事をワンプレートで提供する。出発前のドリンクサービスは中止する。メインキャビンとメインキャビンエクストラでもアルコールを提供する。

また、ラウンジ「アドミラルズクラブ」のほとんどのラウンジを3月26日から閉鎖する。主要空港とロンドン・ヒースロー空港ではカウンターでのカスタマーサービスのみ提供する。

また、アメリカ疾病対策センター(CDC)の指針に基づき、座席利用規定を緩和する。地上係員や客室乗務員は積極的に座席配置を変更し、乗客同士のスペースをなるべく保つようにする。搭乗後にも、機体のバランスに制限がなければ、客室クラス内の別の座席に移動できるようにする。すでに、中間席や客室乗務員のジャンプシートに隣接する席の半分をブロックしている。

スケジュールの変更により、ペットが足止めされるリスクが高まっていることから、3月25日以降はペットの預け入れサービスを停止する。機内持ち込み、介助や補助動物は許可する。

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