ANA、中国線の運休・減便を拡大 新型コロナウイルスの影響

全日本空輸(ANA)は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い需要が減退していることから、中国本土路線の運休・減便を拡大し、一部機材を小型化する。

東京/成田〜武漢線を1月23日から、東京/成田〜北京・杭州・瀋陽・成都・広州線と大阪/関西〜青島・大連線を2月10日から、大阪/関西〜香港線を2月17日からそれぞれ全便運休する。

東京/羽田〜北京/首都線は減便し、2月10日からNH963便とNH964便の運航を取りやめる。NH961便とNH962便は通常通り運航する。

東京/成田〜上海/浦東線は、2月10日からNH921便とNH922便の運航を取りやめるほか、NH919便とNH920便はボーイング787-9型機からボーイング767-300ER型機に、NH959便とNH960便はボーイング787-8型機からエアバスA320型機に機材を小型化する。

東京/羽田〜上海/浦東線は、2月10日からNH971便とNH972便を運休する。NH967便とNH968便は通常通り運航する。

大阪/関西〜上海/浦東線は、2月10日からNH975便とNH976便を運休する。2月17日からNH973便とNH974便のボーイング767-300ER型機運航便を、エアバスA320型機に機材を小型化する。

東京/成田〜青島線は、2月10日からNH927便とNH928便をボーイング787-8型機からエアバスA320型機、ボーイング767-300ER型機にそれぞれ変更する。

東京/成田〜大連線は、2月10日からNH903便とNH904便をボーイング787-9型機からエアバスA320型機に機材を小型化する。

東京/成田〜厦門線は、2月10日からNH936便とNH937便を減便し、火・木・土・日曜発に変更する。

いずれも期間は3月28日までで、一部便は開始日と終了日が翌日となる。

東京/羽田〜上海/虹橋・杭州・香港線と東京/成田〜香港線、大阪/関西〜北京・杭州線は、全便を通常通り運航する。

■関連記事
日本からの渡航者や日本人に対する入国・入境制限、入国・入域後の行動を制限している国一覧(4月3日午前6時時点)
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、感染症危険情報発出国・地域一覧(4月3日午後5時現在)

詳細はこちら