JAL、中国線の予約急減 2月の予約数が10日で25%減

日本航空(JAL)は、新型コロナウイルスの拡大により、2月の中国線の予約数が、1月22日からの31日までの10日間で25%減少したことを明らかにした。

2020年3月期第3四半期決算会見で、菊山英樹取締役がコメントしたもの。中国線は、国際線全体の収入のうち10%を占めており、中国線以外への波及にも注視するとした。3月の予約数も20%減っているという。

また、連結業績予想の下方修正も発表した。営業利益は1,400億円(前回予想比300億円減)、経常利益は1,450億円(同)、純利益は930億円(同210億円減)を見込むものの、コロナウイルスによる影響は織り込んでいないという。

■関連記事
日本からの渡航者や日本人に対する入国・入境制限、入国・入域後の行動を制限している国一覧(4月3日午前6時時点)
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、感染症危険情報発出国・地域一覧(4月3日午後5時現在)

詳細はこちら