政府のキャッシュレス還元で旅に出よう! 還元率が高いお得な組み合わせは?【コラム】

JAL派なら三菱UFJニコスのDC・NICOSカードが選択肢の1つ

三菱UFJニコス

キャッシュレス・消費者還元事業について、三菱UFJニコスのDCカードは原則「DCハッピープレゼント」で、NICOSカードは「わいわいプレゼント」「ゴールドポイントプログラム」にて還元し、いずれもJALマイレージバンクへのポイント移行が可能だ。

いずれもポイント料率は同様で、5%還元店で10,000円買い物をすると、カード会社のポイントが通常ポイントとあわせて135ポイント貯まり、単純計算でJALマイレージバンクにて337.5マイル貯まる。実際はポイントの変換単位や、切り捨てなどもあるので、誤差は生じるが、100円あたり3.375マイルの還元が受けられる計算だ。

ただ、通常利用でカード会社のポイントが貯まらないカードは、ポイント還元は対象外。DCカード発行のJALカードなども、マイルには直接還元されない。その上で、筆者が活用を検討しているのは、DCカード Jizile。筆者はすでに持っている。リボ払い専用だが、通常1.5%のポイント還元が受けられる。年会費が無料なので、持っていて損はないだろう。

東急カード

東急カードは、1ポイント0.5マイルの比率でJALマイレージバンクに交換できる(一部条件あり)上に、大きな特徴が、1月・1枚あたりの還元上限ポイントが50,000ポイントと、比較的多い(多くの決済事業者が、1月・1枚あたり15,000円相当を還元上限としている)。基本還元率は1%。最大5%をキャッシュレス・消費者還元事業から受ければ、6%のTOKYU POINTの還元が受けられる。ANAマイルに移行すれば4.5%の還元率だ。

もし、対象加盟店で大きな額の還元が受けることがありそうならば、東急カードを利用するのは有効だ。この東急カードは、貯まるTOKYU POINTをマイル含めオンライン上で交換できるので、東急沿線に住んでいなくても、十分恩恵を受けられるはずだ。なお、TOKYU POINTはANAとも提携しているが、東急カードのクレジットカード保有者は、移行が原則出来ないことに注意が必要。

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