あなたはいくつ知ってた? 2018年マイラー10大ニュースを振り返る【橋賀秀紀のフカボリ!】

6月

LINE Payカードの2%キャッシュバックが終わり、Kyashの2%引きが登場

一昔前はクレジットカードでマイルやポイントを貯めるのが常識でしたが、昨今はプリペイドカードにあらかじめクレジットカードにチャージ。プリペイドカードのキャッシュバックとクレジットカードのマイルやポイントの2重取りというのが常識となっている。

5月にLINE Payカードの2%キャッシュバックが終わり、ポイント系のブログではあちこちから悲鳴があがりましたが、それにとって代わるように6月に2%キャッシュバックを謳うKyashが登場しました。

Kyashは1回に最大5万円、月間最大12万円、そして100万円を利用した時点で、新規カードを改めて申請しなければならないとヘビーユーザーには不便な点もありますが、それでも国内の多くの買い物で常時2%オフとなるのは有り難い限りとなる。

筆者も国内での買い物のファーストチョイスとして利用している。ちなみに年末に話題になったPayPayもKyashでの支払いも可能。

PayPayで支払い(0.5%キャッシュバック)←Kyashでチャージ(2%キャッシュバック)←自分がメインで使うクレジットカードでチャージと3重取りができる恐ろしい時代となっている。

アビオス(Avios)祭り

アビオスとはブリティッシュ・エアウェイズとイベリア航空のマイレージプログラムで用いられるマイルの単位(お互いに移行するには手続きが必要)のこととなる。日本人の多くにはそれほど馴染みのないこの名が一気に広まったのは6月のことでした。

6月21日から24日の間にイベリア航空の公式サイトで購入された航空券1フライトにつき、9,000アビオスが付加されるというもの。1人最大10フライトで90,000アビオスまで加算されるという条件でした。

通常であればこの手のキャンペーンは実際に搭乗しないとダメなのですが、イベリア航空が搭乗しなくても加算されると確約したものだから、英語圏を中心としたマイラー界は祭り状態となりました。

こうなるとどの区間が一番安いのかということが散々議論され、10区間で計約3万円の投資で90,000アビオスをゲットした人もいるようとなる。貯めたアビオスポイントはイベリア航空からブリティッシュ・エアウェイズに移行して利用するのが一般的。

筆者は渡航中で制約が多くこの祭りには参加できませんでしたが、英語圏の情報をいち早くつかみ判断することが重要だと再認識されました(日本語のブログでもこの話題にいち早く反応したところはいくつかありましたが)。

ちなみにイベリア航空のアビオスについては、スペイン版グルーポンでマイルを購入すると単価が安いというネタもありました。

7月

アラスカ航空はまだ使えるのか?

アラスカ航空

2016年12月に日本航空(JAL)と提携したことにより、2017年にはマイラー界の旋風となったアラスカ航空のマイレージプランですが、その後あまり話題にならなくなってしまいました。

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しかし、当初の予想とは異なり、JALのアジア内ビジネスクラス25,000マイルはいまだに有効で、マイルあたりの単価では相変わらず最も効率のよいマイレージプログラムであるといえるでしょう。

ただし、マイレージの提携航空会社の変更や加算率の変更は飛びマイラーに影響をあたえている。アエロメヒコ航空の提携離脱に続き、7月以降、それまでほとんどの有償航空券で100%加算となっていたラタム航空がいきなり25%ないし50%を主流に引き下げてしまいました。これにより、かつてここで紹介したソウル発の南米行きでマイルをたんまり貯めるスキームは崩壊してしまいました(いままでが美味しすぎたという見方もありますが)。

頼みの綱は、相変わらず有償航空券であれば原則100%加算を続けるカンタス航空となる。筆者はソウル発カンタス航空の南米往復で2018年秋に2回南米を往復しましたが、これも10月には急激に高くなってしまいました。

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現在アラスカ航空のマイルを貯めるのに単価や安いのはロンドン発ニュージーランド往復など、日本在住者には使いづらいものが中心。日本発ではヨハネスブルグやサンチアゴまで往復が16〜17万円台といったところとなる。

それでも年間5万マイル飛んでMVPゴールド会員を維持すると、これらの1往復で5万マイル近く、すなわちJALのアジア内ビジネスクラス2往復分に近いマイルが貯まるのだからあいかわらず強力といえるでしょう。

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