日本空港ビルデング、空港型市中免税店の営業収益は予想下回る

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日本空港ビルデングは、8月10日に発表した2017年3月期の第1四半期決算短信で、空港型市中免税店の営業収益が目標を下回ったことを明らかにした。

日本空港ビルデングと三越伊勢丹ホールディングス、NAAリテイリングは合弁で、Japan Duty Free Fa-So-La 三越伊勢丹を設立。1月27日に三越銀座店8階に空港型市中免税店「Japan Duty Free GINZA」をオープンした。

2015年下期から「爆買い」の沈静化傾向がみられ、営業収益目標は下回っているものの、中長期的な増加が見込まれる訪日外国人による国内消費は、今後も免税市場を中心に拡大していくものと思われるとしている。市中免税店を含む国際線売店売上も、成田空港と関西国際空港で「爆買い」の反動減が大きく、空港型市中免税店の開業に伴う増収はあるものの、前年同期を下回った。