中国国際航空、日中間の渡航需要増加に対応するため、4路線で輸送力強化 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年6月
中国国際航空(CCA)は、日本発着路線における夏季スケジュール(2016年3月27日~10月29日)を決定しました。今度も増加が予想される日中間の渡航需要に対応するため、4路線で増便や機材大型化を実施します。
増便する路線は新千歳-北京線、那覇-北京線、茨城-杭州線、計3路線。新千歳線は従来の週4便から週5便に、那覇線は現行の週2便を週4便に増やします。今年1月に新規就航した茨城-杭州線は利用者数が当初の予想を上回っていることから、現行の週2便を週3便へと増便します。
機材を大型化する路線は成田-上海線。同路線はレジャーとビジネスの双方での高い需要から、現在投入しているエアバスA321から中短距離路線向け機材のA330-200に変更して、輸送力を増強させます。座席数はビジネスクラス30席、エコノミークラス207席の計237席。
今回の増便で中国国際航空の日中線は週462便になる見込みです。同社は3月現在、日本へは成田・羽田・関西・新千歳・仙台・広島・中部・福岡・那覇・函館・茨城空港に乗り入れています。