JAL、旅行積立「JAL e旅計画」を12月2日開始
タタとシンガポール航空の合弁会社ヴィスタラ、日本地区総代理店を指名 日系航空会社との共同運航も視野
シンガポール航空とタタ・サンズが合同で出資しているインドのVistara(ヴィスタラ)は、エア・システムを日本地区総代理店(GSA)に指名した。
ヴィスタラは、日本は中東地域に次ぐ第2の国際市場になると考えており、過去30年以上に渡って各国の航空会社の日本市場の開拓に尽力してきたエア・システムをGSAに選んだ。
ヴィスタラのピー・テック・ヨー最高経営責任者(CEO)は、「日本は世界で最も急速に成長している旅行市場であり、またインドへのビジネスやレジャー旅行の重要な渡航者でもあります。現在日本からの渡航者の殆どは東京や大阪などの都市からのお客様となる。この流れは両国間の協力強化でますます成長し拡大すると予想される。その為、私たちはエア・システムとの提携によって、 日本での存在感を確立することを確信しております。日本からのお客様がヴィスタラの広範なインド国内のネットワークをご利用になることによって、インドの空に優れたサービスを再発見することを楽しみにしている。また、将来的には日本航空などのオンラインフルサービスキャリアとのコードシェア締結の可能性も視野に入れております。」と、日本市場進出の重要性を強調した。
エア・システムの多田泰信取締役社長は、「ヴィスタラの総代理店に任命されたことを非常に喜ばしく思う。弊社は東京、大阪、名古屋に拠点を置き、旅行業界の皆様のご協力を力に、ヴィスタラの質の高いサービス、拡張する運航網の日本市場での周知に尽力していきます。ヴィスタラはビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの3クラスで運航し、 高品質なビジネスクラスラウンジを提供するインドで唯一の国内線航空会社となる。これは日本のお客様にとって非常に魅力的なものとなるでしょう。弊社の経験豊富なスタッフが皆様のニーズにお応えし、日本市場において信頼される航空会社となるよう努力いたします。」とコメントしている。
ヴィスタラは、2015年1月にインド国内線に就航。10月21日にはバラナシに就航を開始し、インド12都市を週293便で結んでいる。今後数ヶ月のうちに、インディラ・ガンジー国際空港に専用ラウンジをオープンし、新機材の増加、既存路線の増便、機内Wi-Fiで個人のデバイスにダウンロードできる機内エンターテイメント(IFE)の導入などを行う見通し。