ANA、地域活性デカール機「天草市ご当地プレーン」就航 全国8例目

天草市ご当地プレーン

6月から就航が始まったANAのボーイング777-200特別デカール機「天草市ご当地プレーン」 © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年7月

 全日空(ANA)は機体を使った地域活性化取り組みの一環で、天草市をピーアールする特別デカール機「天草市ご当地プレーン」の運航を開始しました。

天草市ご当地プレーン

熊本空港で行われた「天草市ご当地プレーン」就航記念式典の様子 © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年7月

 ANAグループは地域資源を活用した地域活性化支援事業に取り組んでおり、熊本県天草市は全国8例目のパートナー。7月現在は、長崎県対馬市(777-200/JA704A)と鹿児島県薩摩川内市(777-200/JA742A)をピーアールするラッピング機が就航しています。

 天草市ご当地プレーンは6月26日から運航が始まり、対象機材は国内線仕様ボーイング777-200型機の機体番号「JA705A」。機体後方に天草市の花「はまぼう」と「Partner of AMAKUSA 天草市」をラッピングしています。デカールの大きさ縦50センチ・横2メートル。

 機内では観光名所やグルメスポットを紹介するリーフレットをシートポケットに搭載し、天草地域の魅力をピーアールします。

天草市ご当地プレーン

天草市ご当地プレーンの機体後方にあしらわれたデカール部分 © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年7月

 7月23日には熊本空港で就航記念イベントが行われ、搭乗口付近では天草市民による伝統芸能「ハイヤ踊り」が披露されたほか、羽田行きNH648便の乗客には天草市の記念品がプレゼントされました。

 天草市ご当地プレーンの就航期間は約1年間。2016年6月末頃まで運航予定です。運航スケジュールはANA総合研究所の公式サイトで公開しています。