嵐も応援 東京五輪PRの「JAL Fly to 2020 特別塗装機」デビュー

JAL Fly to 2020 特別塗装機,植木義晴

「JAL Fly to 2020 特別塗装機」お披露目式で挨拶するJALの植木義晴社長 © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年6月26日

 日本航空(JAL)は6月26日、人気グループ「嵐」の大野 智さんがデザインした「JAL Fly to 2020 特別塗装機」を初めて公開し、翌27日から同機の運航を国内線で開始しました。初便は羽田発那覇行きJL905便でデビューし、今後、主に新千歳・羽田・伊丹・那覇空港でその姿を見ることができます。

 「JAL Fly to 2020 特別塗装機」は、2020年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020)を応援する第1弾として就航し、運航期間は6月27日から翌年3月頃までを予定。羽田発着の那覇線と新千歳線、那覇発着の伊丹線と羽田線で主に使用されます。

 機体番号はボーイング777-300型機の「JA751J」。クラス Jシート78席、普通席422席、計500席を備え、機内にはインターネットサービス「JAL SKY Wi-Fi(スカイワイファイ)」を搭載しています。座席は全席本革シートの「JAL SKY NEXT(スカイネクスト)」。

 今回の特別塗装機には嵐のメンバーの顔写真も描かれており、「FLY to 2020」というメッセージをもとに東京五輪をPRするデザインをあしらっています。デザイン右下には、「Designed by Satoshi Ohno」と表記されています。

嵐,JAL Fly to 2020 特別塗装機,JA751J

「嵐」大野智さんデザインの「JAL Fly to 2020 特別塗装機」(777-300/機体番号:JA751J) © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年6月26日

 機体お披露目に登場した大野智さんはデザインについて「東京五輪に向けて希望や羽ばたき、生命などを表現した。赤ちゃんから子供から大人になる進化、四季、富士山などが気に入ってる」と述べました。

 また、相葉雅紀さんは「(自分の顔写真がある近くに)指定して乗りたい。チケットを取ってみんなで乗ろう」と、特別塗装機への思いを語りました。

 機体お披露目で登壇したJALの植木義晴社長は「この飛行機が日本中を飛び回ることで、東京2020大会の開催を今からワクワクとした気持ちで待ち望んでいただけるようになることを願っている」と、JAL Fly to 2020 特別塗装機の就航に期待を寄せています。