最大離陸重量を増加させた、エアバスA321neoがローンチ 航続距離延び日本からカナダやオーストラリアへ飛行可能に

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エアバスは、現地時間1月13日、最大離陸重量を97トンに増加させたA321neoをローンチしたと発表した。2019年にも引き渡しを開始する。

ローンチカスタマーは、ロサンゼルスを拠点とする航空機リース会社のエア・リース・コーポレーション(ALC)で、30機追加発注する覚書(MoU)を締結。A321neoの発注機数は計90機となった。

最大離陸重量が97トンとなることで、航続距離が約7,408キロ(4,000マイル)にまで延長。単通路機では最長の航続距離となり、大西洋横断路線での運航に最適な機体になるという。また、従来の単通路機では不可能だった、長距離線の就航も可能になる。例えば成田空港から、フィンランドやカナダの一部、インド、オーストラリア北部も範囲に入る。

97トンのA321neoは客室に高い快適性と柔軟性を提供するキャビン・フレックス(Cabin-Flex)を採用。機体前部の床下に燃料タンクを追加し、主翼と胴体を少し改良した。

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