国内線搭乗率が前年比9カ月連続アップ JAL、14年4月の輸送実績

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JALグループ、前年比国際線搭乗率が9カ月連続上昇 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 日本航空(JAL)をはじめとするJALグループは2014年4月の輸送実績を発表しました。

 国際線旅客数は前年比5.0%増の60万7441人、座席有償利用率(ロードファクター・L/F)は前年比1.1%増の70.9%。

 方面別では、太平洋線が前年比10.6%増の旅客数13万1146人、搭乗率は前年比0.6%減の70.5%、ヨーロッパ線が同2.7%増の4万8625人、搭乗率は同0.1%増の70.6%、東南アジア線が同1.3%減の24万1001人、搭乗率は同0.9%減の71.8%、オセアニア線が同9.8%増の1万2085人、搭乗率は同16.6%増の78.8%、グアム線が同18.7%増の1万2425人、搭乗率は同9.0%増の82.7%、韓国線が同9.9%減の5万6549人、搭乗率は同1.8%増の70.4%、中国線が同25.8%増の10万5456人、搭乗率は同11.2%増の65.6%でした。

 中国方面では前年比で旅客数と搭乗率が8カ月連続で好調に推移しているほか、グアム線は搭乗率が8割を超え、前年比で1956人多い1万2425人が利用しました。

 国内線旅客数はJALグループ全体(JAL・JTA・JEX・J-AIR・JAC・RAC)で前年比1.2%増の233万7591人、座席有償利用率(ロードファクター・L/F)は前年比1.9%増の59.1%。前年同月と比べると搭乗率は2013年8月以降、9カ月連続で上昇しています。

 離島路線を除き、国内線で最も搭乗率が多かった路線は、89.9%の那覇-岡山線、次いで80.9%の中部-那覇線、2013年3月末より運航を再開した74.3%の伊丹-函館線となっています。