JALとFDA、FDA就航15周年記念キャンペーンを共同で実施
【速報】ボーイング747−400型機遊覧フライト、富士山や都心がくっきりと 乗客からは歓声や拍手が
ANAは、2014年1月12日に伊丹空港で開催している、ボーイング747型機退役イベントで、地元住民を対象とした遊覧フライトを実施した。
遊覧フライトには、近隣自治体から4,000名以上もの応募が殺到。その中から幸運にも選ばれた乗客は、うれしそうに搭乗口へ。中には、飛行機に初めて乗るという子供連れや、昔懐かしいジャンボに乗りたいという老夫婦も。
近隣自治体の市長や、ANAのスタッフなどをあわせ、乗客は463名と乳児8名の計471名が搭乗した。
ANA2051便は、13番スポットからほぼ定刻の午後2時に出発し、伊豆大島、富士山、東京スカイツリー、レインボーブリッジ、都心や横浜周辺などを眺め、午後3時45分ごろに伊丹空港に到着。
消防車による歓迎の放水では虹が浮かび上がり、乗客からは歓声が上がった。
出発時には、搭乗証明書やステッカー、ポストカード、ペットボトルの水などが入った記念品と、カーボン繊維でできた、手作りのカードが配布された。
手作りのカードに印が付いている人には記念品が進呈されるという機内アナウンスがあると、機内の所々から、当たった乗客からの喜びの声が聞かれました。
一部の客室乗務員は、8年前にボーイング747−400型機が伊丹空港に就航していた際に着用していた制服を身に付けてドリンクサービスを行った。
離着陸時には歓声と拍手が沸き起こり、「富士山が綺麗に見えた」と嬉しそうに話したり、客室乗務員と記念撮影をする乗客も多く、思い思い楽しめた様子なのが印象的でした。
伊丹空港やその周辺には、「最後の着陸」を行うボーイング747−400型機をひと目見ようと多くの観客が機内からも見受けられました。
到着後は、ボーイング747−400型機のビデオを上映し、その後は機内を自由に見学したいという乗客の要望に応え、撮影の時間を設けました。
機体出口では、多くの地上係員が拍手で出迎えたほか、横断幕を持った、歴代の客室乗務員の制服を着たスタッフも乗客を歓迎。記念撮影を嬉しそうにする乗客の姿も。
この後、午後6時45分に、ボーイング747−400型機は惜しまれながらも伊丹空港を離れ、羽田空港に戻ります。
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