アメリカン航空、シャークレットA321納入へ 大陸横断路線に初の3クラス制を投入

エアバスはアメリカン航空(AAL)にデリバリーを予定しているA321型機について、機内は3クラス制、投入路線はアメリカ国内の大陸横断路線と発表しました。

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アメリカン航空にデリバリーされるシャークレット装備A321のビジネスクラス機内 資料提供:Airbus


このA321は燃費性能を改善するシャークレットを装備し、2014年の初めに運航開始予定。
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アメリカン航空のA321ファーストクラス 資料提供:Airbus

機内のファーストクラスとビジネスクラスはフルフラットになる座席が搭載され、機内は機内エンターテイメントのほか、全席にWi-Fiを完備し、ユニバーサルAC電源コンセントとUSBポートも全座席に装備しています。
A321受領後は、2014年初期にニューヨークのジョン·F·ケネディ国際空港(JFK)とロサンゼルス国際空港(LAX)を結ぶアメリカ大陸横断路線に投入し、その後はニューヨーク-サンフランシスコ線にもA321の導入を計画。これらの路線では、アメリカン航空が3クラスサービスを提供する唯一の航空会社となります。
一方、アメリカン航空は国際線の機材も順次改修。最新のボーイング777-300ER機ではファーストとビジネスクラスに全席通路に面したフラットシートを装備し、最新の機内インテリアやWi-Fiを搭載。さらに、今後は40機以上のボーイング787の導入も計画しています。