スピリット航空、運航停止を決定

スピリット航空(エアバスA319型機)

スピリット航空は、運航停止を決定した。

すべてのフライトの運航を停止し、カスタマーサービスも終了した。

予約客には空港へ向かわないよう求めている。振替便の提供は行っていないものの、支払済の予約代金の返金を行っている。バウチャーやクレジットなどを保有している人への補償は、破産裁判所の手続きを経て決定する。

スピリット航空は、1980年にチャーター航空会社として設立された、超格安航空会社。当初はデトロイトからレジャー路線を運航し、その後はアメリカや中南米、カリブ海諸国へ路線網を拡大していた。1992年に現ブランドとなった。本社はアメリカ・フロリダ州のデイニア・ビーチに置く。

2022年にはフロンティア航空との経営統合を発表し、その後に破棄の上でジェットブルー航空との統合を発表した。2024年1月には連邦地裁が計画に反対したことから、計画を打ち切った。2024年11月には、連邦破産裁判所にチャプター11の適用を申請。脱却後に2025年8月に、再び申請を行っていた

デイブ・デイビス最高経営責任者(CE0)は声明で、「事業を維持するには数億ドル規模の追加資金が必要だが、スピリット航空にはその資金がなく、調達することもできなかった」として、雇用やサービスの維持に向けて尽力した、政府や商務省、運輸省に謝意を述べた。