パナソニック・アビオニクス、機内エンタメシステム「eXNeo」をお披露目 旧製品をアップグレード【AIX2026】

パナソニック・アビオニクスは、次世代機内エンターテインメントシステム「eXNeo」を、ドイツ・ハンブルクで開催された「エアクラフト・インテリア・エキスポ(AIX)」でお披露目した。

従来形のXシリーズの代替品として、2027年に発売する。最新世代のCPUとGPUを採用し、ストレージとRAMも大幅に増強することにより、応答速度や操作性も改善する。Bluetooth接続や最新のAndroid OSのサポートも可能となる。

パナソニック・アビオニクスが提供する「Astrova」や「Converix」といった最新製品と同等のシステムを、旧世代の製品で利用できる。機内エンターテインメントシステムを最新化するものの、客室全体の改修や新座席の改修は不要。既存の仕組みを活用することで、改造にかかる時間を短縮できる。

最新世代の「Astrova」の納入数が増加しているにもかかわらず、今年の出荷量の半分は旧世代の製品になる見通し。サプライチェーンや認証、コストがネックであるほか、航空会社は多種多様な機種を保有し、機材全体を一度に刷新できないことから、Xシリーズを改修して、「Astrova」と同様のアプリケーションや機能を実行できるようにする。200〜300台のモニターを一晩で交換可能で、ダウンタイムが最小限に抑えられている。

Xシリーズは約15年で140万台以上を納入しており、膨大な製品がまだ利用されている。耐用年数に近づいている機体にも適した製品だという。「Astrova」の受注残の3倍規模の需要を見込んでいる。