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JAL、ディズニー「ファンタジースプリングス」テーマの特別機就航 国内線で2025年11月まで
日本航空(JAL)は10月21日、東京ディズニーシーの8番目のテーマポート「ファンタジースプリングス」をテーマにしたボーイング767-300ERの特別デカール機「JAL Fantastic Journey Express」(機体記号:JA622J)を就航させた。2025年11月までの約1年間、国内線で運航する。
ファンタジースプリングスは6月6日に開業した新たなテーマポートで、ディズニー映画『アナと雪の女王』、『塔の上のラプンツェル』、『ピーター・パン』を題材にした3つのエリアと、ファンタジースプリングスホテルで構成される。
機体には各作品に登場するアレンデール城やラプンツェルの塔、フック船長のジョリー・ロジャー号を背景に、キャラクターのアナやエルサ、ラプンツェル、ピーターパンを描き、魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界を表現したという。デザインは左右共通で、デカール面積は各面縦約5メートル、横約34メートル。両面で計208枚のデカールを使用している。
機内では、特別デザインのヘッドレストカバーとドリンク提供用の紙コップを用意している。ヘッドレストカバーはクラスJが赤色、普通席が黒色と地色が異なるが、デザインは共通。紙コップの絵柄は全3種類で、ランダムで提供する。また、搭乗・降機時の機内メロディーとして、「きみもとべるよ!」と「ジャーニー・トゥ・ファンタジースプリングス」の2曲を採用している。
初便となったのは午後3時10分東京/羽田発の福岡行きJL323便で、252名(うち幼児3名)が利用。ゲート前にはディズニーキャラクターが描かれた歴代機材のモデルプレーンが飾られ、搭乗時にはJAL社員が乗客一人ひとりに記念のステッカーを手渡した。
JL323便は午後3時11分に出発。福岡到着後は、折り返しとなる東京/羽田行きのJL326便に投入される予定。22日以降は東京/羽田〜福岡線のほか、767-300ERが就航する東京/羽田〜札幌/千歳・大阪/伊丹・広島・鹿児島・沖縄/那覇線などで運航する。具体的な運航スケジュールは前日の夕方にウェブサイトで公開する。