デルタ航空とアエロメヒコ航空、共同事業を終了

デルタ航空 DL A350-900 N502DN

デルタ航空とアエロメヒコ航空は、共同事業を終了する。

アメリカ運輸省が、両社の共同事業に関する独占禁止法適用除外(ATI)の更新申請を、暫定的に却下すると発表したことに伴うもの。デルタ航空は声明で、「アメリカ運輸省によるこの前例のない規制の行き過ぎは、米国とメキシコ間を旅行する消費者に重大な損害を与えることになる」とコメントした。

アメリカ運輸省は、メキシコ政府が最近行った、メキシコシティ国際空港での全貨物便の運航禁止や容量削減といった措置に伴い、継続を検討するために必要な前提条件が事実上削除されたとしている。アメリカとメキシコ政府は航空協定や空港の発着枠管理が国際規範を遵守市ていないとして協議を行っていたものの、方針に変わりはなかったとしている。