ANAHD、22年9月〜12月期は626億円の黒字 通期予想は上方修正

ANA JA744A 777-200ER

ANAホールディングスは、2023年3月期第3四半期(2022年4月〜12月)の連結業績を発表した。四半期純損益は626億円の黒字だった。

売上高は1兆2,586億円、営業費用は1兆1,596億円で、営業利益は989億円、経常利益は923億円だった。セグメント別の損益は、航空事業が991億円の黒字、航空関連事業が51億円の黒字、旅行事業が6億円の赤字、商社事業が30億円の黒字となった。

利用率は、ANAブランドの国際線が72.5%、ANAブラドの国内線が62.3%、LCCが70.9%となった。各国の入国制限の緩和による接続需要やビジネス需要、全国旅行支援によるレジャー需要の拡大が後押しした。

通期の連結業績予想も上方修正した。売上高1兆7,100億円、営業利益950億円、経常利益850億円で、600億円の最終黒字を見込んでいる。