オマーン航空、ワンワールドに2024年にも加盟へ

ワンワールドは、オマーン航空の加盟を、カタールの首都ドーハで開かれた理事会で決議したと発表した。2024年にも加盟を予定している。

オマーン航空は、1993年に設立されたナショナルフラッグキャリア。拠点はオマーンの首都マスカット。2クラスもしくは3クラス構成のボーイング737型機、ボーイング787型機、エアバスA330型機を40機以上保有し、41都市に就航している。

アンマン、コロンボ、ドーハ、クアラルンプール、ロンドン/ヒースローの5つの加盟航空会社の拠点に乗り入れているほか、マレーシア航空、カタール航空、ロイヤル・ヨルダン航空、スリランカ航空と共同運航(コードシェア)を行っている。加盟にあたって、カタール航空がスポンサーとして指導やサポートを担う。

ワンワールドには、2020年4月にはロイヤル・エア・モロッコ、2021年3月にはアラスカ航空が加盟しており、5年間で3社が加盟することになる。中東ではカタール航空、ロイヤル・ヨルダン航空をあわせた3社が加盟することになり、中東でのプレゼンスを強化する。オマーン航空の加盟で、オマーンのドゥクム、バングラデシュのチッタゴンなどへネットワークを広げる。