全国対象の観光需要喚起策、7月前半から実施 割引率は40%

国土交通省・観光庁

観光庁は、全国を対象とした観光需要喚起策を7月前半から実施すると発表した。

6月中の新型コロナウイルス感染状況を見極めた上で、改善が確認できることが条件。感染状況を踏まえて、実施を希望しない都道府県から申し出があれば、当該都道府県への旅行を対象から除外する。最繁忙期を除き、8月末までを措置期間とする。

割引率は40%で、1泊あたりの割引上限額は交通付き旅行商品が8,000円、それ以外が5,000円。また、クーポン券も平日3,000円、休日1,000円とする。旅行需要の分散や、地方への観光に対する配慮の観点から、割引率や上限額を新たに設定した。

また、実施中の県民割期間は7月14日宿泊分(翌15日チェックアウト)まで延長する。