エアバスと関西エアポート、水素での航空機運航実現に向けて協力

エアバスと関西エアポートは、関西3空港で水素を動力とする航空機の運航実現に向けて協力するため、覚書を締結した。

両社は、航空機の水素利用に必要な政策提言と課題への取り組みに向けたロードマップを共同で作成し、航空分野において水素を利用するためのインフラ整備を行っていく。エアバスは航空機の特性、航空機のエネルギー使用量、水素燃料航空機の地上作業に関する情報を提供し、関西エアポートは水素燃料航空機の導入に向け、空港で必要とされるインフラ整備を検討する。

エアバスは、世界各国の空港と連携し、航空業界での水素の利用促進に向けた取り組みを進めている。日本では、川崎重工業とサプライチェーンの構築に向けた覚書を締結している。空港会社との連携は初めて。