「日本産直空輸」、ANAグループの社員提案制度で設立

日本産直空輸

ANAグループの社員提案制度を活用し、日本産直空輸を設立した。

2019年に社員提案制度「ANAバーチャルハリウッド」で提案し、その後2年半に渡って検討や検証を進めていた。2021年10月からは、提案者がANA総合研究所に所属して事業立ち上げに向けて動き、これまでに20回ほどの実証実験を行っている。

実証実験では、産地や小売店と連携することで、これまでは収穫から店頭到着までに2〜3日かかっていた流通時間を、約5〜6時間に大幅に短縮している。少量生産の農産物や、首都圏では出回らない希少品の扱いを見込む。

社員提案制度から生まれたスタートアップは、avatarinに続いて2社目。資本金は400万円で、代表取締役の木下真祐央氏が出資した。

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