Go To トラベル、割引率縮小 開始は年明け以降に

観光庁は、Go To トラベルキャンペーンの再開時に制度を変更すると発表した。

割引率は30%で、交通付きは10,000円、宿泊のみは7,000円、日帰りは3,000円を割引上限とする。また、地域共通クーポンは平日3,000円、休日1,000円の定額とする。

ワクチン・検査パッケージを活用し、ワクチンの接種証明や陰性証明を利用条件として設定する。旅行後2週間以内に新型コロナウイルスの陽性となった際の報告や、旅行中の行動履歴の記録を求める。

実質的に低価格帯の宿泊施設の割引率が引き上げとなるほか、地域共通クーポン券が平日に上乗せとなることによる需要の分散も見込む。割引率の段階的な引き下げや、ゴールデンウィーク後は都道府県による事業として、地域の実情に応じて柔軟に割引率を設定する。年末年始の感染状況などを確認した上で開始する見通し。

2020年の実施時は、割引率は35%で、割引上限は宿泊付きが14,000円、日帰りが7,000円だった。地域共通クーポンは旅行代金の15%としていた。