アラスカ航空、紙パック水のサービス拡大 使い捨てプラスチック削減

アラスカ航空は、使い捨てプラスチックの削減に向け、Boxed Waterが展開する紙パック水「Boxed Water Is Better」を採用を拡大する。機内サービスのコップも紙製に切り替える。

今年初めから、国内線ファーストクラスとホライゾン航空運航便で採用しており、メインキャビンにも拡大する。アンケートの結果、2対1の割合でペットボトルより好まれたという。数ヶ月に渡り、パッケージの素材や水質、ライフサイクルの分析、生産への影響、リサイクル能力などを調査、研究して採用を決めた。

「Boxed Water Is Better」は、完全にリサイクルができる箱型パックに入った水を、植物由来のキャップで密閉している。水は様々な精製プロセスを経ており、添加物は使用されていない。

これにより、1年間でプラスチックカップ2,200万個、ペットボトル3,200万本が削減できる。重量に換算すると、ボーイング737型機18機分に相当する180万ポンドにあたるという。アラスカ航空ではすでに、プラスチック製ストローやマドラーを廃止している。

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