ライアンエアー、ボーイング737 MAX 10の発注交渉打ち切り

ライアンエアーは、ボーイング737 MAX 10の発注に向けたボーイングとの交渉を終了したと明らかにした。

ライアンエアーは、ボーイング737-8200型機を210機発注しており、2021年から25年にかけて導入する。今回の交渉は、これらの210機の導入に次ぐものとしていた。

両社は10か月に渡って、ボーイング737 MAX 10の大量発注について協議していたものの、両社の価格差が埋まらないことが明らかになったことから、交渉にこれ以上時間をかけないことで合意したとしている。

ライアンエアーのマイケル・オライリー最高経営責任者(CEO)は、「ボーイングとの間でMAX10の発注について合意に至らなかったことは残念です。ボーイングは我々よりも航空機の価格について楽観的な見通しを持っており、我々は航空機に高い価格を支払わないという規律ある実績を持っています」とコメントした。