ハワイ州知事、観光客に渡航延期を呼びかけ デルタ株感染拡大で

ハワイ・ワイキキ

ハワイ州のデービッド・イゲ知事は現地時間8月23日、ハワイ州での新型コロナウイルスのデルタ株への感染が拡大していることから、ハワイ州民に必要不可欠な場合を除く渡航停止と、州外の観光客に10月末まで旅行を延期するよう求めた。

ハワイ州での新型コロナウイルスの感染者数は、7月中旬から急増。8月22日のハワイ保健省の発表によると、ハワイで確認された症例の93%がデルタ株によるものとしている。ハワイ州での新型コロナウイルスワクチンの接種率は、接種を完了した人は62.1%、少なくとも1回の接種を終えた人は70.4%となっている。

8月10日には、レストランの収容人数を50%、飲食店でのパーティは着席ベースとし、グループ間で6フィートの距離を保つ、新たな制限を設けている。