サンフランシスコ国際空港、全滑走路の運用再開 再舗装作業で最長滑走路閉鎖

サンフランシスコ国際空港は、最長となる28R滑走路の運用再開を発表した。

4ヶ月間閉鎖し、2009年以来となる再舗装作業を行っていた。当初は2022年の実施を計画していたものの、新型コロナウイルスの影響による便数の減少に合わせ、時期を前倒しした。閉鎖期間中、サッカーコート75面に相当する舗装を行い、照明用に60マイル以上のケーブルを敷設し、排水用に2,000フィート以上のパイプを設置した。

今後、誘導路の形状の改善や新たな照明の設置といった補助作業は継続するものの、すべての滑走路の運用ができるようになる。

また、9月8日から10月4日まで、28L滑走路の運用方法を変更し、着陸のみで使用する。通常の気象条件であれば、大幅な遅延は予想されていないとしている。