山口県内の山陽線で路盤流出、宇部線・小野田線も運転できず JR西「再開には10日程度」

JR西日本は、大雨の影響で、山陽本線(山陽線)の小野田〜厚狭駅間で大規模な路盤流出などが発生したと発表した。山陽線の厚東〜厚狭駅間と、宇部線、小野田線では、運転再開まで10日程度要する見込みとしている。

同社によれば、山陽線の小野田〜厚狭駅間では、大規模な路盤流出と電架柱の倒壊、架線及びケーブルの切断が発生している。切断したケーブルは、宇部線、小野田線の信号・通信制御に関わるもので、ケーブルが復旧出来ない限り、両線でも列車の運転ができないとしている。

このため、山陽線の厚東〜厚狭駅間と、宇部線、小野田線では、運転再開まで10日程度要するとしている。バス代行を検討しているが、代行実施は早くとも18日以降の予定としている。