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「HIYORIチャプター京都トリビュートポートフォリオホテル」、きょう開業 京都文化を取り入れた和モダンな内装、パティスリー併設
マリオット・インターナショナルとサンフロンティアホテルマネジメントは、「HIYORIチャプター京都トリビュートポートフォリオホテル」を、きょう6月18日に開業した。
コンセプトは「ようこそ、京都という物語へ」。建物は地下1階・地上6階建てで、京都らしい和の要素を取り入れたモダンな雰囲気とした。客室はモデレートダブル(25室)、HIYORIモデレートダブル(56室)、スーペリアツイン(73室)、HIYORIスーペリアツイン(25室)、スーペリアキング(9室)、HIYORIコーナーツイン(13室)、HIYORIスイート(1室)、チャプタースイート(1室)の計203室。
客室面積は平均23平方メートルで、最も広いスイートタイプは60平方メートル。シモンズ製ベッドや素足でくつろげる琉球畳を導入したほか、イタリアのオーガニックバスアメニティと基礎化粧品を採用し、加湿空気清浄機、電気ポット、ドライヤー、ヘアアイロン、ミラーリング機能付テレビも用意する。スイートタイプの客室には檜風呂も備える。
1階の大浴場「HIYORI NO YU」は半露天風呂付きで、井戸水を利用している。24時間営業のフィットネスセンターも備える。いずれも新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、利用人数を制限している。
ロビーに併設されている「CHAPTER FACTORY(チャプターファクトリー)」では、コンシェルジュ「チャプターガイド」が京都観光を提案するほか、様々な人が京都の旅を紹介する「手のひら一筆箋」、活版印刷機も用意。旅行前におすすめの「手のひら一筆箋」が送られてくる旅診断や、オンラインで旅の相談付きサービスも提供する。
パティシエの松岡誠也氏がプロデュースしたパティスリー「松也 -MATSUNARI-」は、時間帯に応じて、パティスリーカフェ、バー、朝食会場として営業する。国産本蕨粉を使った「蕨餅」(390円)や、京都大納言と白あんを練り込んだマドレーヌにチョコレートのコーティングを施した「松也の鯛焼き」(390円)、自家製ホワイトチョコレートバターと京都産大納言小豆、京都産小麦を使った「あんぱん」(290円)など、和と洋を組み合わせ、素材や製法にこだわったスイーツのほか、京都にこだわったお酒、「厚焼き玉子サンド」や丹波産ジャージーミルクの甘みが特徴的な厚焼きトーストといった朝食を提供する。
マリオット・インターナショナルが展開する「トリビュートポートフォリオ」のブランドは、独立系ホテルのコレクションで、自由度の高いブランドだという。日本では、北海道・キロロに次いで2軒目の展開となる。マリオット・ボンヴォイの会員ランクに応じた特典も提供し、プラチナ会員以上は朝食無料などの3つの特典から選択できる。それ以外の会員も、バーの割引、レイトチェックアウトといった特典を受けることができる。サンフロンティア不動産とマリオット・インターナショナルが共同運営するホテルは、コートヤード・バイ・マリオット 大阪本町に次いで2軒目となる。
アクセスは、京都市営地下鉄東西線京都市役所駅から徒歩約4分、伊丹空港からリムジンバスで約70分、JR京都駅より車で約15分。