ANA、エアバスA380型機のチャーターフライトを関空発着で初実施

全日本空輸(ANA)は、エアバスA380型機「FLYING HONU」のチャーターフライトを、4月17日に関西国際空港発着で初めて実施した。

初号機(機体記号:JA381A)を使用し、NH2030便として午前11時52分に出発。午後0時12分に離陸し、大阪湾から淡路島、兵庫県たつの市・宍粟市、京都府宮津市、滋賀県米原市、愛知県一宮市などを経て、北アルプスまで北上。その後は石川県金沢市・小松市、鳥取県鳥取市、島根県松江市・益田市など、山陰地方の日本海側を飛行し、福岡県福岡市からは西九州沿いを、奄美大島や喜界島まで南下。太平洋側から高知県土佐清水市を通り、関西国際空港に午後3時51分に着陸、午後4時に到着した。乗員23名と乗客230名の計253名が搭乗した。

機内ではホノルル線で提供している機内食をアレンジした食事のほか、ホノルル線限定のスペシャルドリンク「モヒート」も用意する。料金はファーストクラスが112,000円、ビジネスクラスの窓側が73,000円・通路側が68,000円、プレミアムエコノミーの窓側が54,000円・通路側が49,000円、エコノミークラスの窓側が49,000円・窓側(翼上)が47,000円・通路側が44,000円だった。

きょう4月18日にも関西国際空港発着、4月24日と25日には、初めてとなる中部国際空港発着でチャーターフライトを運航する。すでに申し込みは締め切っている。(画像提供:ANA)